「住宅コラム」リビング階段の謎

リビング階段のメリット・デメリット

今回は、良く話題になる「リビング階段」について書いていきたいと思います。



リビング階段。

簡単に言うと、その言葉の通りですが、リビングに2階に通じる階段がある間取りのこと。

昔の家ではあまり見られませんが、最近のモダンな家だと、割と多いのではないでしょうか。
#そもそも、昔の家は玄関付近に鉄砲階段(単純な、まっすぐの階段)がある、って感じが多かったのでは。

リビング階段の利点として、よく言われるのが以下のようなことですね。
  • 子供が自分の部屋に行くのに、必ずリビングを通らないといけないから、コミュニケーションが取れる
  • どんな友達が来ているのか、わかりやすい
逆に、デメリットとしては、こういうのがあります。
  • リビングからの熱が階段に沿って上がるので、寒い
  • リビングに来客が来ているときなどに、家人が風呂などにラフな格好で行きにくい
普通は、このメリット・デメリットを比較して、リビング階段を採用するか検討するわけです。
来客が少なくて、全館空調(セントラルヒーティング)などを採用する家だと、デメリットは少ないでしょうね。

リビング階段じゃなくても、同じメリットがある配置

ここで、ちょっと考えてみましょう。
リビング階段の持つメリット。
これって、リビング階段じゃないと駄目なんでしょうか??
「リビング階段」って言葉にこだわったりしてないでしょうか?

画像と本文は関係ありません;;

うちは、2007年に家を新築しました。
当然、リビング階段についても知っていましたが、採用はしませんでした。
やはり、冬場の寒さを考えてのことです。

でも、2階に行くのに、必ずリビングは通らないといけない間取りになっています。

「リビング階段じゃない=玄関付近に階段がある」とは、限らないんです。

うちの間取りでは、玄関~リビング、和室、ダイニング。すべて繋がっていますが、間には必ず稼働間仕切りを入れています。リビングに人が来ていても、ダイニングでは自由に家族がくつろげます。
それらが、パブリックスペース

そして、リビングの奥に一つ扉を設け、そちらから廊下になっていて、洗面、トイレ、風呂、それと階段を持ってきて、プライベートスペースとしました。

そうすることで、風呂から2階へも行きやすいし、玄関から2階に行くには、必ずリビングを通る必要があります。リビング階段と、メリットは同じですね。

それに、完全にスペースが分けられているので、個別に暖房しても無駄はありません。

リビング階段にしたいけれど、デメリットが気になる方は、こういう間取りをオススメします。

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コメント

  1. nori より:

    >子供が自分の部屋に行くのに、必ずリビングを通らないといけないから、コミュニケーションが取れる

    つーのは、家ではだめかも。 だって、私がリビングにいませんから(爆)
    やっぱり、これ考えてる人は、お父さんないしお母さんは、リビングで生活してると考えてるんでしょうかねぇ?
    共働きの家も多いだろうし・・・まして新築となればなおさら。。と考えるのは年のせい?

    コミュニケーションってお互いを思い合う気持ちがあれば。。

  2. Nariyuki より:

    >noriさん
    こんにちは。
    そういう僕も、リビングにはあんまり居なくて、ダイニングに居ることが多いですね。(というか、共働きなので家自体にあんまり人がいないんですが。)

    リビングは、ガランドゥです(爆
    そういう意味では、リビングとダイニングを間仕切りで分けられるようにしたのが良かったのか、分けたせいでリビングが使われないのか、のどっちかなんでしょうね(^^ゞ

    リビング階段は、子供が小さい人が考えることが多いと思います。
    子供からすれば、鬱陶しいと感じるかも;;

    こんなこと考えなくても、昔は家族が自然と集まってたように思いますが。。。

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