「DIYのコツ」木工で使用する木材の選び方

かなり古い記事ですが、少しリニューアルしました。
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DIYで木材はよく使います。
なにより加工が簡単なのがメリット。強度も、意外と侮れない。
これがアルミやスチールになるとちょっと大変。切ったりするだけなら良いのですが、ね。


DIYで使用する木材について

まず木材には、合板や角材などの規格物と、それ以外…と分けられます。
規格物の合板や角材は主に構造材的なもの-柱や壁など-に使われます。

「木」そのものの良さを活かした木工などの作業用の材料としては、もちろん規格物も使われますが、時には規格に囚われない木材も使われます。
そういう木材は欲しい時に見つからなかったりするので、僕はそれなりに家に常備しています。
DIYって、ふと思ったときにすることが多いのと、材料があるとイメージがしやすい、というのと理由は色々ですね。
まぁ、買って使った残り物を捨てるのが勿体無い、とかな理由も(笑)

そして、「合板」は別として、木材は更に「無垢材」と「集成材」に分かれます。
無垢材 そのままの木を加工したもの。切った木を薄くスライスしたものが無垢板。角材にしたものが無垢の柱。
メリット:木そのものの良さがある。接着剤が使われていないので水に強い。
デメリット:反ったり曲がったり。個体差もある。
集成材 無垢材のデメリット(反り曲がり)を解消するために、複数の無垢材を接着剤で張り合わせたもの。
メリット:反り曲がりが起きにくい(全く起きないわけではありません)、バラつきが少ない
デメリット:無垢に比べると木の風合いが…。(それが好きな人もいますが。)
接着剤の経年劣化が心配。まぁ、数十年程度は問題ないと思いますが。
例えば無垢材はこんな感じです。
杉無垢材
木そのもの、という感じがしますよね?
反対に集成材はこんな断面をしています。
集成材
複数枚の板が貼り合わせられているのがわかります。

一般的に、地場の工務店を除いては、ほとんどのハウスメーカーでは集成材を使っているのではないでしょうか。
しかもホワイトウッドとかの軽くて加工のし易い材料を。

なお、合板については別記事でまとめましたので、見てください。

樹種ごとの特徴

簡単によく使う木材について特徴をまとめますので、参考にしてください。

スギ・ヒノキ

このあたりの針葉樹も避けては通れないですね。
スギ材は安いのと、角材などの棒状の材木では曲がり歪みも少ないので、いつも第一候補になります。
特に屋外で使用する時は、高価な家具用の木材を使うことは無いですから。

ホームセンターで買う時は、できるだけ曲がり等が無いものを選びましょう。
また、水分が十分に抜けていない材はやめましょう。運ぶのも重いし、加工性も悪いし、後から曲がる可能性もあります。
重い材は詰まっているようにも感じますが、大抵乾いていないだけです(笑)

SPF・ホワイトウッド

SPFはスプルース、パイン、ファーの3種類の木の総称です。どれも似たようなものだと思ってください。
一般的なホームセンターだと、2×4系の材料を買うときはどちらかが多いです。
見た感じ白っぽいのでわかりやすいです。
加工性がよく、軽くてDIYでは扱いやすいです。ただし、屋外でそのまま使ったりするとすぐ腐ります(笑)
日光に当たると日焼けして赤っぽくなってきます。

マツ系

米松やパイン。一部上のSPFとかぶりますが、粘りがあるので柱よりは梁などに使うことが多い。
昔の家の大きな曲がった梁を見たことがあると思います。これは松が多いですね。
壁材や天井材にも使われることがあります。日焼けして赤くなった松の雰囲気は暖かくて好きです。
あ、重いのでDIYでは大変です(笑)

ブラック・ウォルナット

ブラック・ウォルナットはクルミ科の木材で、北米産です。世界三大銘木の1つ(後の2つは、チークとマホガニー。)で、結構高級な木です。

家具とかにはよく使われているので、誰でも見たら分かると思いますが、一般に売られているような家具では、ウォルナット風の塗装をした他の木だったり、またはウォルナットのツキ板(突板。うす~くした木を貼ったハリボテの板)かのどちらかではないかと思います。
無垢の一枚板のウォルナットを使っている家具は、相当高価です(^^ゞ

こういう木の一枚板でダイニングテーブルとかを、作って&使ってみたいなーって思ってるんですが。
良い材料だと、普通に数十万円したりします。(@_@)
でも、こういうテーブルは、間違いなく一生モノですけどね。

周りは気にしないでください(笑

上の写真では、奥にある一番大きなチョコレート色の板などがそうです。
厚み2cm程度ですが、このくらいのものでもまぁまぁの値段です。
オイル仕上げなどにすると、もっと濃い色になって渋い家具になります^^

タモ

タモも家具などによく使われます。
広葉樹の詰まった材で、「ナラ」に似ていますが、若干ナラ材のほうが高価です。
見分け方は、ナラには表面に「虎斑(とらふ)」という模様が現れるのですが、タモにはありません。
今度写真を撮ったら載せようと思いますが、まぁ、実際に木工で使って大差があるわけではありません(笑)
確実に、タモ材のほうが入手性もいいです。

上の写真(ウォルナットの紹介のところ)では、手前の薄い色の材がタモです。

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